2010年12月アーカイブ
自由が丘のとあるバーに90歳近くの現役マスターがいます。
カウンターに立ち、シェーカーを(ゆっくり)振り、アイスピックでロックアイスを(少しずつ)作っています。少し耳が遠くなってきているので、注文も大きめな声でお願いしないといけないし、棚からボトルを取る動作もゆっくりで危なっかしい感じなのですが、暗めの照明とジャズやオールディズのBGMの中では、そのマスターの動きの方が自然で、妙に落ち着くのです。
つまみにピクルスを頼んだ所「これしかない。。。これじゃ商売にならないから、お代は要らないよ」と人参だけ出してくれました。「そんなの駄目です。ちゃんとお代を取ってください」と言っても聞こえないふりをするばかりでした。この人参のピクルスの漬かり具合がちょうど良くて、格別に美味だったのは言うまでもないです。
