<DFF(その2)>

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6月5日、台湾への出張の合間にComputex Taipeiを覗いてきました。
この日は土曜日ということもあって、比較的すいているのかと思いきや、結構な混みようでした。
 

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こういった展示会は、関係する人だけが入場できる仕組み(事前登録など)になっている事がほとんどなのですが、この日は誰でも入場できるようになっていました。
若いカップルやおじいちゃんもチケット (600円くらいでした) を買うために入場ゲートに並んでいるのにはビックリです。

 

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晩御飯を求めて、台北の食堂ともいえる士林(シーリン)夜市のフードコートに出かけました。日本で言うと年末のアメ横って言う感じの混み具合で、色んな匂いと掛け声に圧倒され、台湾のエネルギーを感じた夜でした。

誰もが色んな事に興味を持ち、足を運んでいる(行動している)事が、社会が活発に動いて発展している証ではないかと思いました。

”草食系”が急増している日本は大丈夫か? と心配しつつ、今日の技術ネタに行きたいと思います。
 

 


今回は前回紹介したD-FF回路(図 1)の動作を説明したいと思います。

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ラッチ内のASW(四角いブロック)の中は下の様になっていて、SW端子が‘H’でSWX端子が‘L’のときは、左側の列のTrがONし右側の列のTrがOFFするので、COM端子はA端子とつながります。逆にSW端子が‘L'でSWX端子が‘H’のときは、COM端子はB端子につながります。


 

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ラッチ内のINV(三角のブロック)はインバータです。

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図 1と図 3を使ってマスターラッチの動作から説明します。結構複雑な動きをします(汗)。

(A)CLKが‘L'の時(つまり、CLKXが‘H'の時):
   ASWの端子Aと端子COMが接続し、入力Dが回路内に取り込まれます。
   このときD1,D1X,D1XXの状態が変化し、ASWの端子COMからインバータを
   2個経由した端子B(つまり、D1XX)は、端子A(つまり入力D)と同じ論理になっています。

(B)CLKが‘H'の時(つまり、CLKXが‘L'の時):
   ASWの端子Bと端子COMが接続し、前の状態をラッチします。
   つまりD1、D1X、D1XXの正帰還状態となります。
   この間、ASWの端子A(つまり入力D)が変化しても、ラッチ回路内は影響を受けません。

 

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続いて図 1と図 4を使ってスレーブラッチの動作を説明します。
(マスターラッチとはCLKの接続が逆になっている事に注意して下さい)

(C)CLKが‘H'の時(つまり、CLKXが‘L'の時):
   ASWの端子Aと端子COMが接続し、入力D1Xが回路内に取り込まれます。
   このときD2X,D2XX,D2XXXの状態が変化し、ASWの端子COMからインバータを
   2個経由した端子B(つまり、D2XXX)は、端子A(つまり入力D)と同じ論理になっています。

(D)CLKが‘L'の時(つまり、CLKXが‘H'の時):
   ASWの端子Bと端子COMが接続し、前の状態をラッチします。
   このときはD2X,D2XX,D2XXXの正帰還状態となります。
   この間、ASWの端子A(つまり入力D)が変化しても、ラッチ回路内は影響を受けません。

 

実はこの(D)になる時が一番危険な時なのです。
なぜかというと、“前の状態をラッチする”と“D1Xの変化”がほぼ同時に行われているからです。

安全にするには“前の状態をラッチした後、D1Xが変化する”ようにすれば良いので、
CLKの順番で言うと、

 

“スレーブラッチのCLKの立下り(CLKXの立ち上がり)の後、
 マスターラッチのCLKが立下る(CLKXが立ち上がる)”

 

となります。つまり、スレーブラッチのCLKがいつも早くなるようにしておけば良い事になります。

しかし、実際にはそう単純にはいかない事情があります。
次回はこのあたりをもう少し詳しく紹介したいと思います。

 

 

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このページは、dclueblogが2010年6月21日 15:32に書いたブログ記事です。

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