2008年11月アーカイブ
秋が深まり、紅葉がきれいな季節になりました。
樹木はこの季節になると、冬を乗り切るため葉っぱに供給していた養分をカットします。養分をカットされて光合成が出来なくなり、緑色のクロロフィルが作れなくなってしまった葉っぱが、元々持っていた色に戻るのが紅葉なのだそうです。きれいな紅葉は葉っぱの断末魔の叫びなのだと思うとちょっとかわいそうな気がします。
私は毎年秋が深まる頃、”グキッ“ってしていなくても腰が痛くなります。むかしの古傷(ぎっくり腰ですが・・・)痛むのです。
田舎の家には“ぶら下がり健康器”ってものがあって、やはり腰痛持ちの母がぶら下がっていたのを思い出し、我が家にも欲しいなと思っていますが、洗濯物も干せる梅雨時以外はちょっと邪魔かもしれません。
なので、電流をコンデンサに入力すると、時間で積分した結果が電圧として出てきます。回路は下のようになります。
f1とf2に入力した電圧(つまり周波数)差を時間で積分した結果がPoutに出てくるわけですが、差電圧が1V(つまり1MHz)の時、1usec後のPoutは1Vになるように、C0を1uFにしています。
入力に1Vと1.1Vを入力すると・・・
周波数に発生したずれを積分した結果がPoutとして出力されます。
この回路は電源などが無いので、入力に差電圧がある限り出力は無限大まで(計算機がオーバーフローするまで)上がります。
しかし、実際の回路では位相出力電圧は、三角関数やのこぎり波などの繰り返しの波形になります。これは、位相比較器には0°と360°の区別がつかないからです。
上の回路のE0(電圧依存電圧源)に関数を入れて、出力電圧を細工します。
回路ではうまく出来なかったので、ネットリストを直接いじりました(赤字のところです)
cc0 po1 0 1e-6
gg0 po1 0 f1 f2 1
ee0 pout 0 value=atan(tan(m_pi*v(po1)))/m_pi
余談ですが、CADも便利になって来ているのですが、簡単な変更ならテキストを直接いじったほうが断然早いです。
Poutにのこぎり波が出るようになります。
PLLは時間に関連する操作をする回路なので、結構理解しにくいし、実回路のまま過渡解析をすると時間がかかる嫌な回路の部類に属しているのですが、ビヘイビアモデルを使うことで、解析時間も短くなるし、理解も簡単になると思います。
次回は、VCOをモデル化して、位相比較器を含めたPLL全体の動作を説明したいと思います。
